スポーツとメンテナンス
メンテナンスは練習前からが大切
さて今日はメンテナンスについて書いていこうと思いますが、全部を説明することが出来ないので、ここでは大切な部分だけアップします。
メンテナンスとは何か?
メンテナンス=次回正常に動かすための調整
次回とは次の行動であるときや、翌日となる場合もありますが、いずれにしても次の運動を試みる時に必要な準備です。実はここがすごくおざなりになっていて、適当な指導が多いように感じます。
練習前のメンテナンス=準備運動
準備運動は誰もが行います。
その理由は怪我防止ですよね?
といいながら、寒い日にいきなりストレッチしてませんか⁉︎寒い日は血管が縮まって血液の流れが少なくなり、体内から熱が逃げないように働きます。
にも関わらずに縮まった血管を含めて冷たく硬い筋肉を無理やり伸ばしていませんか?ではどうすれば良いのか?
身体を温めて血管と筋肉を動かせるようにする
身体全体の血管が大きく広がり血液循環が早く行われる状態を作ってからトレーニングに入るのが準備運動です!夏場は既に血液循環がしっかりと行われていることが多いので、最低限のメンテナンスでOKです。
どんな準備運動が必要なのか?
ここは色々な見解がありますが、私の答えは一つだけ。体内と筋肉の両方温められるトレーニング+全身運動で肺活量を高める準備です。そのために私のチームでは2つの準備運動があります。
それがこちら
チューブトレーニングです。私も各種トレーニングのライセンスを保持していますが、スポーツで使用するインナーを中心とした筋肉は最初が中々温まらないので、ここに焦点を当ててトレーニングしています。
ライセンスネームなどはここでは割愛しますが、20分程度のチューブを必ず行ってから次の準備に入ります。続いて足先と心拍数を高めるために、ボールを使ったジョギングを行います。大体はこれで通常のトレーニングに入ることが出来ます。
休憩中のメンテナンス
練習途中に休憩があると思いますが、実はここで休憩にも関わらず負荷のかかった部分をリリースせずにいるケースがあり、ダメージの蓄積に繋がります。
・シューズを脱ぐこと ・栄養を補給すること
すごく簡単なことですが、意外とやらない人が多いです。
しかし実際に行うとパフォーマンスは確実に変わります。栄養補給に関しては、損傷した筋肉のダメージ回復と使用した燃料が枯渇することで思考低下などを防ぐために摂取します。これに関しては別記事で記載したいと思います。
練習後のメンテナンス
最後は終了後にすべきこと。これは状態によって分かれます。
・(体が冷えている)ジョギングなどのクールダウン
・(体が温まっている)静的ストレッチ
上記のように終了後は、身体の状態に応じて二つのクールダウンを行い、疲労物質を取り除いていきます。
次に体内のメンテナンスとして、不足している栄養を補給しましょう。
トレーニング施設によっては短い時間でメンテナンスまで行えない場所もあると思いますので、移動時間を使ってクールダウン効果を狙ったり、栄養補給が出来るようにスタンバイしておきましょう。