ジュニアサッカーの現実ーその1:練習量ー

ジュニアカテゴリーが出来て5年目となる中で感じた現実

東京に育ったからこそ神奈川エリアも東京に負けず劣らず育成に力を入れている。

その一方でエリアによる偏りがあるのも事実

 

興味深いのは、トップチーム(平均21歳)のジュニア時代と現在の競技レベルのジュニア年代と

それぞれサッカーにどのように向き合っていたのかを調べる機会があった。

・トップチーム 平日練習 週2(別途スクール週0〜1)

・ジュニア年代 平日練習 週2〜3(別途スクール週1〜2)

上記の様に約10年で練習頻度がスクールを含め週2回程度増加傾向にあるということ。

スクールの増設による単純増で明らかに練習量が増えたといえる。

自チームのトップチーム経歴は県内ベスト4に常に入る様な強豪高校や全国選手権に出場した選手も多くいるので

その中での練習量と考えると四種(ジュニア)の練習増加傾向は間違いない。

事実、ある程度の技術力を保持するまではかなり多くの練習量を必要とされ

J下部等はその後の練習量の管理(オーバーユースを防ぐ)がなされているが、そうでなければ増え続ける。

 

練習内容やコーチの質もあるが、残念ながら四種世代はある程度の練習量も必要なのが現状。

現に自チームの過去のカテゴリーで見ると市内で常に上位に入るカテゴリーと常に下位に入るカテゴリーの差は

この練習量において平均週2回の差があった。

トレーニング頻度が週1回、自主練無しで結果と成果を両方伴う競技チームは残念ながら見た事がないのが現実。