中学年のサッカーはどんな個人練習がオススメ?

プレ・ゴールデンエイジに突入!

 

この年代の特徴は、プレゴールデンエイジに該当します。

 

なので、そこに沿った個人練習がオススメ。

サッカー協会ではボールフィーリングを完璧になんて書いてあるのですが、これはかなりレベルの高い話。

そもそも、この学年からスタートする選手もいますからね。

ここでは、低学年での個人練習をやった人には最も効果が高い内容です。

もちろんこの年代からスタートする人は、回復量も上がっているので練習回数よりも低学年の個人練習を同時に行う方が効果が高いでしょう。

 

続・スポーツを観る

低学年と同様にスポーツを観る習慣は継続です。

成長と共に見るべき視点が変わるので、全くことなる見方をしはじめます。中には好きな選手やプレーなど具体的な目標に結びつく人もいます。

既に試合運びなどが理解できている人は、好きな選手やプレーが詰まったプレー集を中心に見続けるのが良いでしょう。きっと子供達はそのプレーを真似たり、イメージを持つことが出来るようになります。

 

そしてこんな言葉を言うと思います、「かっこいい」と。

 

つまり憧れになると思います。

初めて目標を持つようになるとチーム活動でも、目標設定を行い自分の長所や短所が見ることができるようになります。そこに気がつくことが大切です。

 

アウトドアに出よう!

 

外の世界に出て、自分の役割を持つことや未知のことを知ること(探究心)で自立を促します。

この位から子供たちの休息について学ぶことが大切です。サッカーではチーム内での自分の立ち位置というのを子供達は理解しています。

しかし、チーム内の立ち位置は選手にとって窮屈と感じることがあります。

練習量が増えて振り返る時間や場面が少ないことで、サッカーそのものに挫折してしまうこともあります。そこでアウトドアを活用して、子供達の休息を図りましょう。これも立派なトレーニングです。

 

アウトドアでは普段と異なり自分ができる役割を持つ、未知のことへの探究心をもって様々なチャレンジを行うのが鉄則です。

キャンプでも山登りでも構いません。

体を休めることではなく、異なる環境で子供達が休息を学ぶ機会を作ってください。私のチームではしっかりと休息日を設けて、学ぶ機会を作ってもらって・・・います。

 

ずらしの1対1

低学年まではゴールすることの意識を強く持つ必要があるのですが、中学年くらいになると、相手も上達してプレスをかけてきたりとゴールまでの道のりに一つ壁が現れます。

よくありがちなパターンとして、1対1に突っ込んでいく選手が多く、しかけの基本となる考え方を一つだけ念頭に置いて練習してください。

 

・相手に突っ込まない=相手の横から攻める(=ずらす)

 

ただそれだけです。

わざわざ相手に向かっていく必要はなく、空いている場所へボールを運べば必然的に相手も近寄ってきます。相手の後手の動きに対してどのようなリアクションをとるのかを考えてトレーニングしましょう。

 

①相手を抜く
②相手から取られないようにキープする

 

目的によってアクションが異なりますが、どのポジションやエリアでも意識すべきポイントを念頭に行います。

では噛み砕いてやり方を書きたいと思います。

相手の状態としては正面ではなく斜めまたは横から取りに来る際に、ボールが取られてしまう一歩前の片足が浮いた瞬間に行動します。

・2秒以内に斜め1メートル先に到着できる方法を考える。
この時間を1秒以内で出来れば、ほぼ確実に制覇することができます。

 

↑説明がややこしくて申し訳ないです。イメージとしては横に足を1歩移動している間は物理的に逆側へ移動することが出来ない身体の反応を利用しています。例えば左に1メートル一歩踏み出している瞬間は右に行けないという事です。

 

実はハンドボールでは最初にずらしを習います。

そもそも狭いコートですので、相手の正面から攻めても止められてしまいます。

まずは相手をずらして数的有利にしながら攻略していきます。勿論ここでかわせるならシュートしていきます。